宮崎県えびの市に携帯電話事業者3社が臨時ショップを開設

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えびの市、NTT DOCOMO、KDDI、SoftBankは宮崎県えびの市に携帯電話臨時ショップを開設すると発表した。

えびの市内で携帯電話サービスのサポートなどを確保するために、えびの市、NTT DOCOMO、KDDI、SoftBankの4者の共同歩調を基礎とした連携による携帯電話臨時ショップを開設すると案内している。

少子高齢化および過疎化による人口減少の影響を受けて、様々な分野で民間事業者が支えてきた社会的資本の縮小が顕著で、えびの市には年齢を問わず日常生活で必要不可欠な社会的資本と言える携帯電話サービスなどの窓口として機能する販売代理店などがないという。

宮崎県小林市や熊本県人吉市など近隣市町の販売代理店などに赴く場合は自家用車で往復1時間以上の移動時間が必要となる。

高齢者などにとって携帯電話などの機種変更、契約変更、新規契約、番号ポータビリティ(MNP)、操作の相談などが困難となっている。

このような中で、日本政府が推進するデジタルトランスフォーメーションが進展すると、過疎地の高齢者などが取り残されることが懸念されている。

そのため、えびの市、NTT DOCOMO、KDDI、SoftBankが連携して官民一体で持続可能な開発目標の誰一人取り残さないの基本理念に基づき携帯電話臨時ショップを展開することになった。

過疎化対策や高齢者支援などの様々な課題解決や地域情報化の推進に取り組むほか、同様の課題を有する日本全国の過疎地域で課題解決のモデルケースとなることを目指すという。

携帯電話臨時ショップを開設する場所はJR吉都線えびの駅で、所在地はえびの市大字栗下である。

携帯電話の機種変更、契約変更、新規契約、番号ポータビリティ、操作の相談などを受け付ける。

2021年8月10日以降に毎月10日から翌月9日の期間において、NTT DOCOMO、KDDI、SoftBankがそれぞれ単独で開設し、複数の移動体通信事業者が同日に開設することはない。

原則として1月あたり連続した平日2日間の開設を予定しており、例として2021年8月17日と2021年8月18日はSoftBankの日、2021年8月19日と2021年8月20日はKDDIの日、2021年8月23日と2021年8月24日はNTT DOCOMOの日となる。

なお、実際の開設日は変更になる場合があるという。

開設時間は原則として10時から16時となっている。