Galaxy 5G Mobile Wi-Fi SCR01にアップデート実施、n28とn77に対応
- 2021年07月28日
- KDDI-SAMSUNG
KDDIおよび同社の連結子会社であるUQ Communicationsは韓国のSamsung Electronics (サムスン電子)製のモバイル無線LANルータ「Galaxy 5G Mobile Wi-Fi SCR01」に新たなソフトウェアのアップデートの提供を開始した。
Galaxy 5G Mobile Wi-Fi SCR01はKDDIおよび同社の連結子会社であるOkinawa Cellular Telephone (沖縄セルラー電話)がauのラインナップで、UQ CommunicationsがUQ WiMAXのラインナップで展開するモバイル無線LANルータである。
au向けおよびUQ WiMAX向けいずれも2021年7月28日より新たなソフトウェアのアップデートを提供しており、更新内容は共通となる。
主な更新内容は第5世代移動通信システム(5G)の提供エリアの拡大となっている。
ソフトウェアのアップデートは端末単体またはパソコン経由で実施できる。
パソコン経由で実施する場合は事前に利用するパソコンにSamsung Electronicsが提供するSmartSwitchをインストールする必要がある。
目安の所要時間は端末単体で実施する場合が約10分で、パソコン経由で実施する場合が約30分と案内しているが、実際の所要時間は通信速度など利用環境に応じて変動することに留意しておきたい。
アップデートファイルの容量は端末単体で実施する場合が約160MBで、パソコン経由で実施する場合が約1,770MBとなっている。
ソフトウェアのアップデートが正常に完了すると、ソフトウェアのビルド番号はSCR01KDU1AUG2となる。
5Gの提供エリアの拡大については、ソフトウェアのアップデートに伴い700MHz帯および4.0GHz帯の周波数を使用した5Gに新たに対応する。
新たに700MHz帯および4.0GHz帯で整備した5Gの提供エリアでも5Gの利用が可能となるため、5Gの提供エリアの拡大が期待できる。
5Gの無線方式はNR方式に対応しており、NR Bandは700MHz帯がFR1のn28で、4.0GHz帯がFR1のn77である。
そのため、2021年7月28日に提供を開始したソフトウェアのアップデートを実施すると、新たにn28およびn77にも対応することになる。
その他のソフトウェアのアップデートに関する詳細はauまたはUQ WiMAXの公式ウェブサイトで確認できる。
スポンサーリンク