日本向けGalaxy Z Fold3 5GのSC-55BとSCG11がBluetooth認証を通過

韓国のSamsung Electronics (サムスン電子)製のNR/LTE/W-CDMA/GSM端末「SC-55B」および「SCG11」が2021年8月13日付けでBluetooth SIGの認証を通過した。

Bluetoothモジュールのバージョンは5.2である。

いずれも共通のBluetoothモジュールを採用する。

SC-55BおよびSCG11は未発表端末の型番となる。

型番規則からSC-55BはNTT DOCOMO向けで、SCG11はKDDIおよび同社の連結子会社であるOkinawa Cellular Telephone (沖縄セルラー電話)向けと考えられる。

Bluetooth SIGの認証ページでは製品名がGalaxy Z Fold3 5Gと記載されている。

そのため、SC-55BはNTT DOCOMO向けのSamsung Galaxy Z Fold3 5Gで、SCG11はKDDIおよびOkinawa Cellular Telephone向けのSamsung Galaxy Z Fold3 5Gに該当すると分かる。

それぞれNTT DOCOMOよりGalaxy Z Fold3 5G SC-55Bとして、KDDIおよびOkinawa Cellular TelephoneよりGalaxy Z Fold3 5G SCG11として発表される見込み。

Samsung Galaxy Z Fold3 5Gは折り畳めるフォルダブルディスプレイを搭載したフォルダブルスマートフォンである。

すでにグローバル向けには発表されており、第5世代移動通信システム(5G)の無線方式であるNR方式にも対応する。

これまでに、NTT DOCOMOはフォルダブルスマートフォンを発売したことがないため、NTT DOCOMOとしては初めてフォルダブルスマートフォンを取り扱うことになる。

また、Galaxy A52 5G SC-53Bまで発表されており、認証機関でSC-55Bの存在を確認できたため、Samsung Electronics製のNTT DOCOMO向け未発表端末の型番としてSC-54Bも存在することが確定した。

KDDIおよびOkinawa Cellular Telephoneはすでに数機種のフォルダブルスマートフォンを発売している。

Galaxy Z Fold3 5G SCG11は2020年11月4日にauのラインナップで発売したGalaxy Z Fold2 5G SCG05の後継機種として発売することになる。

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