NTTドコモ、LG style2 L-01LのOSバージョンアップを断念
- 2021年08月31日
- docomo-LG
NTT DOCOMOは韓国のLG Electronics (LG電子)製のスマートフォン「LG style2 L-01L」に関してAndroid 11の提供を断念すると発表した。
NTT DOCOMOは2020年11月5日付けでAndroid 11にOSのバージョンアップを提供する機種の一覧を公開しており、当初はLG style2 L-01Lも対象の機種に含まれていた。
しかし、2021年8月31日付けで情報を修正しており、LG style2 L-01Lに対してはAndroid 11を提供できないことになったという。
LG style2 L-01Lは2019年7月12日に発売したミッドレンジのスマートフォンである。
発売時のOSのバージョンはAndroid 9 Pie Versionであるが、2020年9月23日にはAndroid 10の提供を開始しており、OSのバージョンアップは1回限りとなる。
NTT DOCOMO向けのLG Electronics製のスマートフォンとしてはLG style3 L-41A、LG V60 ThinQ 5G L-51A、LG VELVET L-52Aに対しては引き続きAndroid 11を提供する計画で変わりはない。
なお、LG style2 L-01Lの製造元であるLG Electronicsはスマートフォンを含めた携帯端末事業を終了した。
LG Electronicsは2021年4月5日に韓国の首都・ソウル特別市に所在する本社で理事会を開催し、携帯端末事業の不振を理由に携帯端末事業の終了を承認することになった。
2021年7月31日をもって携帯端末事業を担当するMC (Mobile Communications)事業本部の営業を停止し、同日をもって正式に携帯端末事業を閉鎖している。
LG Electronicsは携帯端末事業を終了後も可能な限り修理などのサポートは提供する方針である。
ただ、日本では基本的に移動体通信事業者(MNO)の製品として販売しているため、LG style2 L-01LはNTT DOCOMOの製品となる。
そのため、LG style2 L-01Lのサポートは基本的にNTT DOCOMOが担当することになる。
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