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台湾の中華電信が2021年Q3の業績を発表



台湾の移動体通信事業者(MNO)であるChunghwa Telecom (中華電信)は2021年第3四半期の業績を発表した。

2021年9月30日に終了した3ヶ月間となる2021年第3四半期の連結売上高は前年同期比2.5%減の508億8,600万新台湾ドル(約2,069億1,191万円)、当期純利益は前年同期比12.1%増の97億7,100万新台湾ドル(約395億879万円)となった。

業績の発表に伴い分野および事業別の業績も判明している。

携帯通信分野の売上高は前年同期比5.6%増の228億4,100万新台湾ドル(約928億6,598万円)で、全体の44.9%を占めた。

業績報告における分野区分は携帯通信分野、国内固定通信分野、国際固定通信分野、インターネット分野、その他に分類しており、携帯通信分野は最大規模となる。

携帯通信分野の内訳も公表しており、携帯通信サービス事業が前年同期比3.7%増の147億4,400万新台湾ドル(約598億7,412万円)、携帯端末販売事業が前年同期比11.2%増の77億5,500万新台湾ドル(約313億6,265万円)で、それぞれ携帯通信分野の64.6%と34.0%に相当する。

携帯端末販売事業における携帯端末にはスマートフォンをはじめとした携帯電話、タブレット、ウェアラブルデバイスなどが含まれている。

2021年9月30日時点の事業データも公表している。

携帯通信サービスの加入件数は前年同期比4.1%増の1,174万件となった。

台湾では加入件数を基準に占有率は36.1%と1位を維持しており、最大手の移動体通信事業者である。

第5世代移動通信システム(5G)に関する取り組みも説明しており、2021年第3四半期には米国のAppleが開発したiPhone 13シリーズのスマートフォンを発売し、5Gの利用者の増加に貢献したという。

5Gの基地局数は2021年第3四半期に10,000局を超えており、2021年第4四半期末までに12,000局を開設する計画を発表している。

なお、Chunghwa Telecomは2020年6月30日に台湾の移動体通信事業者として最初に5Gを商用化した。

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