Zenfone 8の問題はASUS日本法人も認識、日本版は修理または交換で対応

台湾のASUSTeK Computer (華碩電脳)の日本法人であるASUS JAPANはスマートフォン「ASUS Zenfone 8」で発生している問題を認識していることが分かった。

ASUS Zenfone 8では本体を使用できなくなる問題が発生しており、国内外で問題の発生が報告されているように見受けられる。

一部の台湾の報道機関も伝えるなど問題の規模が小さくないと判断したため、製造元の日本法人であるASUS JAPANに状況を確認したところ、日本法人でも問題の発生を認識しているとの回答を得られた。

日本で購入した製品に関しては保証期間内であれば修理や交換で対応しているという。

不具合があればASUS JAPANのサービスセンターまで連絡するよう求めており、日本向け公式ウェブサイトのサポートのページから連絡できる。

原因に関しては特定の期間内に製造された一部の部品の不具合が原因であるが、詳細は調査中と回答している。

日本版でも問題が発生したとの報告が得られたことから、日本版の状況を確認したところ、日本版は海外版と仕様が異なるため、日本法人としては日本版は問題の発生率が非常に低いと認識しているという。

なお、海外版はFeliCaに対応していないが、日本版はASUSTeK Computer製のスマートフォンとしては初めてFeliCaに対応しており、日本版と海外版では仕様が異なる。

ASUS Zenfone 8に限らず、大切なデータはバックアップを取るよう推奨したい。

ASUSTeK Computer製のほかのスマートフォンとしては海外でROG Phone 5でも同様の問題が報告されている。

念のため2021年かつ質問日までに日本で発売したASUS Zenfone 8 Flip、ROG Phone 5、ROG Phone 5 Ultimate、Smartphone for Snapdragon Insidersに関しても状況を確認したところ、いずれも同様の問題は報告されていないという。

まずはASUS JAPANに状況を確認して得られた回答を掲載したが、引き続き状況を注視し、国内外で重要な進展があれば改めて掲載したい。

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