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マレーシア当局、Telekom Malaysiaに850MHz帯を再割当



マレーシアの政府機関で電気通信分野などの規制を司るマレーシア通信マルチメディア委員会(Malaysian Communications and Multimedia Commission:MCMC)は850MHz帯の周波数の再割当に関する決定を発表した。

2021年12月20日付けで850MHz帯の再割当に関する決定を発表しており、マレーシアの移動体通信事業者(MNO)であるTelekom Malaysiaに対して824~834MHzおよび869~879MHzの10MHz幅*2の再割当を決定したという。

850MHz帯の有効期間は5年間で、対象の区域はマレーシア全土である。

新規割当ではなく既存の免許人に再割当となるため、Telekom Malaysiaとしては再割当の前後で保有する周波数に変更はない。

Telekom Malaysiaは第3世代移動通信システム(3G)のCDMA2000方式で850MHz帯を使用していたが、すでに第4世代移動通信システム(4G)のLTE方式に転用しており、LTE BandはBand 5として運用している。

LTE方式に準拠した携帯通信サービスはTMgoとして提供を開始したが、すでに新規加入の受け付けは終了した。

子会社でマレーシアの移動体通信事業者であるWebe Digitalに携帯通信事業を集約し、音声通話の提供も開始して携帯通信事業を本格化することになった。

Webe Digitalはwebeとして携帯通信サービスを提供していたが、Telekom Malaysiaが保有するunifiの商標に統一する目的でwebeからunifi mobileに変更している。

Webe Digitalも周波数の割当を受けており、Webe DigitalおよびTelekom Malaysiaが保有する周波数でLTE方式を整備し、unifi Mobileとして携帯通信サービスを提供する。

Webe Digitalに対するTelekom Malaysiaの持分比率は91.8%となっている。

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