台湾でSmartphone for Snapdragon Insidersの販売を開始、ミリ波5Gに対応
- 2022年01月12日
- Android関連
台湾のASUSTeK Compuer (華碩電脳)はスマートフォン「Smartphone for Snapdragon Insiders (ZS675KW)」を台湾で発売した。
台湾では2022年1月11日に販売を開始しており、台湾向けのASUS Storeに限定して取り扱う。
販売価格は完全な新品が32,990新台湾ドル(約138,000円)に設定されている。
2022年1月17日にはメーカー側で修理や検査などを実施して正規に再生した再生品に相当する福利品も販売を開始することが決定しており、販売価格は29,990新台湾ドル(約125,000円)となる。
台湾向けのASUS Storeでは先行して福利品の商品情報を公開したが、発売日は完全な新品が先行することになった。
いずれも1年間の保証が付属している。
送料は500新台湾ドル(約2,100円)以上の商品を購入した場合は無料である。
すでにSmartphone for Snapdragon Insidersは日本、米国(アメリカ)、中国、韓国、ドイツ、英国(イギリス)で発売した。
いずれの国でも標準セットにはスマートフォンの本体であるEXP21 Smartphoneと米国のNew Audio製のイヤホンであるMW08を同梱しているが、台湾ではMW08を同梱しない単機版として販売する。
そのため、完全な新品でも日本の164,880円(税込)を筆頭に、米国、中国、韓国、ドイツ、英国より安価な設定となっている。
Smartphone for Snapdragon Insidersは米国のQualcommの完全子会社で米国のQualcomm Technologiesが展開するSnapdragon Insiders向けにASUSTeK Compuerが設計したハイスペックなスマートフォンである。
台湾ではモバイルネットワークは台湾の政府機関である国家通訊伝播委員会(National Communications Commission:NCC)の認証を取得した周波数に限り利用できるため、NR (FR1, FDD) n1/n3/n7/ n8/n28, NR (FR1, TDD) n38/n41/n78, NR (FR2, TDD) n257, LTE (FDD) B1/B3/B7/ B8/B28, LTE (TDD) B38/B41, W-CDMA I/VIII, GSM 900を利用できることになる。
第5世代移動通信システム(5G)のNR方式はサブ6GHz帯を中心とするFR1およびミリ波(mmWave)を中心とするFR2で定義された周波数に対応している。
発売日を基準として台湾ではn257に対応したスマートフォンは2機種目となる。
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