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Galaxy 5G Mobile Wi-Fi SCR01がn41に対応、アップデートを開始



KDDIおよび同社の連結子会社であるUQ Communicationsは韓国のSamsung Electronics (サムスン電子)製のモバイル無線LANルータ「Galaxy 5G Mobile Wi-Fi SCR01」に新たなソフトウェアのアップデートの提供を開始した。

2022年3月10日より新たなソフトウェアのアップデートを提供している。

主な更新内容は第5世代移動通信システム(5G)のサービスエリアの拡大への対応となっている。

2.5GHz帯の周波数で整備した5Gに対応することで、5Gを利用できるサービスエリアを拡大する。

ソフトウェアのアップデートは端末単体またはパソコン経由で実施できる。

目安の所要時間およびアップデートファイルの容量は端末単体が約10分で約155MB、パソコン経由が約30分で約1770MBとなっている。

正常にソフトウェアのアップデートが完了すると、ソフトウェアバージョンはSCR01KDU1AUL1となる。

Galaxy 5G Mobile Wi-Fi SCR01はKDDIおよび同社の連結子会社であるOkinawa Cellular Telephone (沖縄セルラー電話)がauのラインナップ、UQ CommunicationsがUQ WiMAXのラインナップで2021年4月8日に発売した。

5Gの無線方式はNR方式に対応しており、2.5GHz帯のNR BandはFR1のn41である。

2022年3月10日に提供を開始したソフトウェアのアップデートを適用すると、n41に対応することになる。

2.5GHz帯はUQ Communicationsが総務省(Ministry of Internal Affairs and Communications:MIC)より広帯域移動無線アクセス(BWA)向け周波数として割当を受けた。

これまでに、BWA向け周波数では第4世代移動通信システム(4G)のLTE方式と高い互換性を確保した無線方式を導入してWiMAX 2+として展開しているが、周波数の有効活用を目的に5Gの技術を順次導入する。

BWA向け周波数を利用した5Gがn41となる。

au

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