KDDI、楽天モバイル向けローミングのエリアを更新
- 2022年04月05日
- KDDI-総合
KDDIはRakuten Mobile (楽天モバイル)向けローミングのエリアを更新した。
Rakuten Mobile向けローミングのエリアはKDDIの公式ウェブサイトを通じて公表しており、KDDIの公式ウェブサイトを参照すると2022年4月4日付けで更新したことを確認できる。
2022年3月末時点と2022年4月以降の情報を掲載しており、2022年4月以降に関しては2022年6月末を目途に掲載した通りの情報となる予定である。
KDDIおよび同社の連結子会社であるOkinawa Cellular Telephone (沖縄セルラー電話)は競争の促進に寄与する目的で、新規参入の移動体通信事業者(MNO)であるRakuten Mobileとローミング協定を締結することになった。
ローミングはRakuten Mobileが構築する携帯通信網が充実するまでの暫定的な措置となるため、対象期間は2019年10月1日から2026年3月31日までに設定されている。
通信方式は第4世代移動通信システム(4G)のLTE方式で、周波数は800MHz帯のBand 18もしくはBand 26が基本となる。
ただ、Band 18もしくはBand 26を優先の搬送波とするキャリアアグリゲーション(CA)によって800MHz帯以外の周波数もローミングで利用できる場合がある。
東京都特別区(東京23区)、大阪府大阪市、愛知県名古屋市、その他のトラヒック混雑エリアを除く日本全国がローミングの対象区域で、沖縄県以外ではKDDI、沖縄県ではOkinawa Cellular Telephoneがローミングを提供する。
なお、東京都特別区、大阪市、名古屋市でも屋内施設などではローミングを提供する場合があることに留意しておきたい。
都道府県ごとにRakuten Mobileが構築した携帯通信網の人口カバー率が70%に到達した時点でKDDIまたはOkinawa Cellular Telephoneと協議のうえでローミングの提供の継続もしくは終了を決定しており、すでに47都道府県でローミングの提供を順次終了している。
KDDIの公式ウェブサイトでは市町村単位でローミングの終了に関する情報も確認できる。
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