SAMSUNG製LTE対応モバイルWi-FiルーターがFCC通過
- 2010年12月08日
- その他モバイル端末
Samsung Electronics製のLTE/CDMA2000端末「SCH-LC11」が2010/12/07付けでFCCを通過した。
FCCIDはA3LSCHLC11。
SCH-LC11は下記の周波数でFCCを通過している。
782.0 MHz:LTE 700 MHz FDD Band XIII
824.7~848.31 MHz:CDMA2000 800 MHz
1851.25~1908.75 MHz:CDMA2000 1900 MHz
2412.0~2462.0 MHz:Wireless LAN
モバイルネットワークはLTE 700 MHz FDD Band XIII, CDMA2000 1900/800 MHzで通過している。
無線LANの周波数でも通過している。
FCCの資料には“LTE Portable Wireless Router with WLAN”と記載されており、LTE方式の通信に対応したモバイルWi-Fiルーター型端末であることが分かる。
LTE 700 MHz, CDMA2000 1900/800 MHzに対応していることから、米国のVerizon Wireless向けに投入される端末であると考えられる。
Verizon WirelessはLTEを4Gと呼称しており、12月5日からLTE 700 MHz FDD Band XIIIを使用してLTEサービスを提供している。
現在のところ、Verizon Wirelessから発表されているLTE端末はLG Electronics製のVL600とPantech製のUML290の2機種のみでいずれもUSBモデム型端末である。
近いうちにSamsung Electronics製のモバイルWi-FiルーターSCH-LC11がVerizon Wireless向けLTE端末のラインナップに加わることになるのでしょう。
日本国内でのLTEサービスは、NTT docomoがLTE 2100 MHz FDD Band Iを使用してLTEサービス“Xi”を12月24日から開始することが決まっている。
・FCC (Samsung SCH-LC11)
https://fjallfoss.fcc.gov/oetcf/eas/reports/ViewExhibitReport.cfm?mode=Exhibits&RequestTimeout=500&calledFromFrame=N&application_id=714937&fcc_id=’A3LSCHLC11′
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