タイのTrueとdtac、3月までに合併完了へ

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タイのTrue Corporationとdtacとして事業を行うタイのTotal Access Communicationは2023年3月までに合併を完了する見通しであることが分かった。

True CorporationとTotal Access Communicationはタイ証券取引所より2023年2月17日を取引の最終日として上場廃止することで承認を取得した。

これまでに、タイの政府機関で電気通信分野などの規制を司る国家放送通信委員会(National Broadcasting and Telecommunications Commission：NBTC)からはTrue CorporationとTotal Access Communicationの合併に関する承認を取得しているため、最後に必要な承認は両社の株主の承認となった。

当初は2023年2月22日の14時(インドシナ時間)から第2回合同株主総会を開催する方向で準備を進めていたが、2023年2月22日の14時(同)に変更しており、当初より早くに手続きを進める。

第2回合同株主総会では新会社の社名や取締役など新会社に関して討議および承認する計画である。

Total Access Communicationの親会社でノルウェーのTelenorはTrue CorporationとTotal Access Communicationの合併に関する進捗は最終段階で、2023年第1四半期のうちに完了を目指すと案内している。

各承認を順次取得しているため、株主の承認を前提として2023年2月下旬から2023年3月末までにはTrue CorporationとTotal Access Communicationの合併を完了することになる。

True CorporationおよびTotal Access Communicationは同業である。

いずれもタイにおける携帯通信事業が主力事業となっている。

携帯通信事業はそれぞれ連結子会社の事業会社を通じて展開している。

True CorporationとTotal Access Communicationの合併の効力の発生に伴いTrue CorporationおよびTotal Access Communicationの法人格は消滅する。

新会社の社名はTrue Corporationとなる予定である。