au GALAXY S5 SCL23にCAとWiMAX 2+対応アップデートを提供
- 2014年05月21日
- KDDI-SAMSUNG
KDDIはSamsung Electronics製のスマートフォン「au GALAXY S5 SCL23」にソフトウェアのアップデートを提供開始した。
ソフトウェアのアップデートによって、CAやWiMAX 2+のほかauベーシックホームに対応する。
アップデートの方法は端末単体による方法とパソコン接続による方法が用意されている。
端末単体による方法はアップデートアイルが約106MBで、所要時間がWi-Fi利用で約5分、4G利用で約8分、3G利用で約16分となっている。
パソコン接続による方法はアップデートファイルが約2GBで、所要時間が約6分である。
OSのバージョンはAndroid 4.4.2 KitKat Versionのままで、ベースバンドバージョンがSCL23KDU1BNE4となる。
CAはLTE-Advancedの主要技術であるキャリアアグリゲーションのことで、異なる帯域を束ねて利用することで通信速度の高速化や周波数の利用効率の向上が見込まれる。
KDDIのネットワークではLTE 2100(B1) MHzの10MHz幅とLTE 800(B18) MHzの10MHz幅を束ねるため、計20MHz幅の帯域幅で下り最大150Mbpsを実現する。
WiMAX 2+はTDD-LTEと互換性を有するように設計されており、KDDIグループのUQ Communicationsが提供するWiMAX 2+を利用する。
実質的にTDD-LTE 2500(B41) MHzであり、帯域幅は20MHz幅で下り最大110Mbpsを実現する。
ソフトウェアのアップデート前からWiMAX 2+に接続可能との報告もあるため、アップデートによって最適化されると考えた方が無難かもしれない。
環境に応じて従来のLTEやLTE-AdvancedやWiMAX 2+を自動的に切り替えるため、より品質の高い通信サービスを提供することができる。
なお、LTE-Advancedの導入は日本の移動体通信事業者では初めてとなる。
・KDDI
http://www.au.kddi.com/information/notice_mobile/update/update-20140521-01/
コメントを残す
コメントを投稿するにはログインしてください。