ソニーグループが2022年度通期の業績を発表
- 2023年05月05日
- Android関連
Sony Groupは2022年度(2023年3月期)通期の連結業績を発表した。
2023年3月31日に終了した12か月間となる2022年度通期の連結売上高は前年同期比16.3%増の11兆5,398億3,700万円、株主に帰属する当期純利益は前年同期比6.2%増の9,371億2,600万円となった。
連結業績の発表に伴いビジネスセグメントおよび製品カテゴリ別の業績も案内している。
そのため、スマートフォン事業を担当するビジネスセグメントおよび製品カテゴリの業績も判明したことになる。
なお、スマートフォン事業はエンタテインメント・テクノロジー&サービス(ET&S)分野のモバイル・コミュニケーションカテゴリに含まれる。
ET&S分野の2022年度通期の外部顧客に対する売上高は前年同期比6.0%増の2兆4,367億3,900万円、営業利益は前年同期比15.7%減の1,794億6,100万円となった。
ET&S分野の業績にはデジタルカメラの販売台数の増加やテレビの販売台数の減少が反映されている。
モバイル・コミュニケーションカテゴリの2022年度通期の外部顧客に対する売上高は前年同期比2.5%減の3,567億7,100万円である。
モバイル・コミュニケーションカテゴリにはスマートフォン事業のほかにインターネット関連サービス事業も含まれる。
スマートフォン事業では主にXperiaシリーズで展開するスマートフォンの企画、設計開発、製造、販売などを行う。
Sony Groupの完全子会社であるSony Corporationが事業会社となる。
インターネット関連サービス事業にはローカル5Gを活用したNURO Wireless 5Gも含まれるが、NURO Wireless 5Gの事業規模は小規模にとどまると思われる。
NURO Wireless 5GはSony Groupの完全子会社であるSony Wireless Communicationsが事業会社となっている。
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