UQコミュニケーションズ、UQ WiMAXで5G SAを提供開始
- 2023年06月04日
- KDDI-総合
KDDIの連結子会社であるUQ Communicationsは5G SAの提供を開始した。
UQ CommunicationsはUQ WiMAXとして展開する通信サービスで2023年6月1日より5G SAを提供している。
5G SAはスタンドアローン(SA)構成のNR方式に準拠した第5世代移動通信システム(5G)サービスとなる。
NR方式は5Gの無線方式である。
NR方式の無線アクセスネットワーク(RAN)構成には第4世代移動通信システム(4G)のLTE方式と連携して動作するノンスタンドアローン(NSA)構成と単独で動作するSA構成が規定されている。
UQ WiMAXでは2021年4月8日に5Gサービスの提供を開始したが、当初はNSA構成で提供してきた。
2023年6月1日からSA構成も提供しており、5G SAとして展開することになった。
5G SAの利用には5G SA契約、5G SA対応SIM、5G SA対応機種が必要である。
5G SA対応機種でも設定から5G SAスイッチで5G SAを有効化すると5G SAの利用が可能となる。
当初、UQ WiMAXの5GサービスではKDDIおよび同社の連結子会社であるOkinawa Cellular Telephone Company (沖縄セルラー電話)が整備した5Gで提供してきたが、2022年12月以降はUQ Communicationsが整備した5Gも使用する。
UQ Communicationsは広帯域移動無線アクセス(BWA)向け周波数として2.5GHz帯の割当を受けている。
2.5GHz帯では事実上のLTE方式を運用しているが、一部の地域では一部の帯域でNR方式の導入を進めている。
NR BandはFR1のn41となる。
UQ Communicationsとしては2.5GHz帯で5Gを整備することになる。
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