KDDI向けNECアクセステクニカ製モバイルWi-FiルータNAD11が技適を再通過、下り最大220MbpsのWiMAX 2+対応か
- 2014年06月07日
- KDDI-NEC
総務省の技術基準適合証明又は工事設計認証を2014年4月に通過した端末が公示された。
KDDI向けのNEC AccessTechnica製WiMAX Release 2.1 Additional Elements/WiMAX端末「NAD11」が2014年4月3日付けと2014年4月14日付けでDSPRを通過した。
NAD11は第2条第19号に規定する特定無線設備、第2条第19号の3に規定する特定無線設備、第2条第19号の3の2に規定する特定無線設備、第2条第51号に規定する特定無線設備、第2条第54号に規定する特定無線設備の無線種別で認証を受けている。
通信方式はWiMAX Release 2.1 Additional Elements 2600 MHz, mobileWiMAX IEEE 802.16e 2600 MHzで通過している。
FDD-LTE方式やCDMA2000方式には非対応となっている。
WiMAX Release 2.1 Additional Elements方式はTDD-LTE方式と互換性を有するように設計されており、KDDIグループがWiMAX 2+としてサービスを提供している。
無線LAN通信は2.4GHz帯に加えて5.xGHz帯でも認証を受けている。
NAD11は未発表端末の型番である。
型番規則よりKDDI向けのデータ通信専用端末であることが分かる。
Bluetoothに非対応で無線LAN通信に対応することより、モバイルWi-Fiルータとなることが分かる。
UQ Communicationsは2014年中に通信速度を下り最大110Mbpsから下り最大220Mbpsに高速化する予定である。
4×4のMIMOに対応することで下り最大220Mbpsを実現する。
基地局側は予め対応しているため、端末側の対応が待たれる状態となっている。
NAD11は発売時期が遅れている模様であるが、下り最大220Mbpsに対応する可能性も十分にあると推測している。
http://www.tele.soumu.go.jp/index.htm
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