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NTTドコモ、レバノンなど定額データ通信対象外の国と地域の一部で問題



NTT DOCOMOが提供する国際ローミングのWORLD WINGで一部の定額データ通信対象外の国と地域で利用する場合に問題が発生していることが分かった。

2023年10月12日付けで案内を掲載しており、海外パケット停止安心サービスを利用しづらい状況が発生していると案内している。

そのため、一部の定額データ通信対象外の国と地域で5,000円を超えた場合でも停止できない場合がある。

一部の定額データ通信対象外の国と地域で5,000円を超えて停止できない場合は高額な利用料金が発生することになる。

影響を受ける国と地域はフランス領ニューカレドニア、レバノン、ジブチ、チュニジア、サントメ・プリンシペ、ジンバブエ、バハマ、ボリビアとなっている。

ニューカレドニア、レバノン、ジブチ、チュニジア、サントメ・プリンシペ、ジンバブエ、バハマ、ボリビアに渡航もしくは滞在するNTT DOCOMOの加入者は発生している事象に関して留意しておきたい。

NTT DOCOMOが提供するahamoではいずれの国と地域でもデータ通信は対応していない。

なお、ニューカレドニアでは政府機関のニューカレドニア郵便電気通信事務所(Office des Postes et Telecommunications de Nouvelle-Caledonie:OPT-NC)、レバノンではAlfaとして携帯通信事業を行うMobile Interim Company 1 (MIC1)およびtouchとして携帯通信事業を行うMobile interim company no.2 (MIC2)、ジブチではDjibouti Telecom、チュニジアではTunisie Telecomとして携帯通信事業を行うSociete Nationale des TelecommunicationsおよびOrange Tunisie、サントメ・プリンシペではCompanhia Santomense de Telecomunicacoes (CST)、ジンバブエではEconet WirelessおよびTelecel Zimbabwe、バハマではThe Bahamas Telecommunications Company、ボリビアではEntelおよびVivaとして携帯通信事業を行うNuevatel PCS de Boliviaが国際ローミングの対象の移動体通信事業者(MNO)となっている。

NTT DOCOMOの公式ウェブサイトでは国際ローミングの問題で解消した事象は過去のお知らせに掲載しているが、過去のお知らせに掲載していないため、事象は2023年10月12日から継続中と考えられる。

事象が解消した場合は案内を更新すると思われる。

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