ケニアのSafaricom、AST SpaceMobileと衛星経由の携帯通信で協力へ
- 2023年11月24日
- Rakuten-総合
英国(イギリス)のVodafone Groupの関連会社でケニアの移動体通信事業者(MNO)であるSafaricomは米国(アメリカ)のAST SpaceMobileと協力して衛星経由の携帯通信を導入する計画であることが分かった。
AST SpaceMobileは低軌道衛星から携帯通信網を構築するスペースモバイルのプロジェクトを進めている。
低軌道衛星から構築する携帯通信網は標準技術に準拠するため、一般的なスマートフォンなど従来の携帯端末で直接通信できる。
Safaricomは遠隔地でカバレッジを確保するためにAST SpaceMobileのスペースモバイルを採用することになった。
AST SpaceMobileと協力して遠隔地でインターネットを提供する計画である。
AST SpaceMobileにはRakuten Group (楽天グループ)やVodafone Groupなどが出資している。
Vodafone GroupはSafaricomを関連会社として扱い、Safaricomに対する持分比率は27.74%となっている。
SafaricomはVodafone Groupの関連会社であるため、Vodafone Groupと協力するAST SpaceMobileのスペースモバイルを採用することで決定したと考えられる。
AST SpaceMobileは日本やケニアを含めた世界各地の移動体通信事業者と協力しており、試験を順次実施する計画である。
日本ではRakuten Groupの完全子会社であるRakuten Mobile (楽天モバイル)と協力する。
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