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カザフスタン政府系のKazakhtelecom、携帯電話事業者1社を売却へ



カザフスタンのKazakhtelecomは1社の移動体通信事業者(MNO)を売却する方向であることが分かった。

カザフスタンの移動体通信事業者であるMobile Telecom-ServiceおよびKcellはKazakhtelecomの子会社であるため、Kazakhtelecomはカザフスタンで2社の移動体通信事業者を所有していることになる。

カザフスタンの移動体通信事業者は全部で3社であるため、3社のうち2社はKazakhtelecomの子会社となっている。

しかし、カザフスタンのデジタル開発革新航空宇宙産業大臣はKazakhtelecomが2023年12月末までにMobile Telecom-ServiceとKcellのいずれかを売却する計画と説明した。

2の事業体がKazakhtelecomから移動体通信事業者の取得に関心を示しているという。

関心を示した事業体の詳細には言及していない。

Kazakhtelecomが売却する移動体通信事業者はKcellが有力視されている。

なお、Kazakhtelecomはカザフスタン政府系ファンドのSamruk-Kazynaが株式の51%を保有するカザフスタン政府系の総合的な通信事業者である。

Kazakhtelecomによる持分比率はMobile Telecom-Serviceが100%、Kcellが75%となっている。

そのため、Mobile Telecom-ServiceはKazakhtelecomの完全子会社となる。

Mobile Telecom-ServiceはTele2およびALTELの商標を使用して携帯通信事業を展開している。

Kcellは社名と同じKcellのほかにactivの商標を使用して携帯通信事業を行う。

Kazakhtelecomの携帯通信事業はMobile Telecom-Serviceを中心に展開しているため、KazakhtelecomはMobile Telecom-Serviceの携帯通信事業を継続することになると思われる。

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