米国向けSamsung Galaxy S24がFCC通過、ミリ波5Gはトライバンド
- 2023年12月01日
- Android関連
韓国のSamsung Electronics (サムスン電子)製のNR/LTE/W-CDMA/GSM端末「SM-S921U」が2023年11月30日付けで米国(アメリカ)の連邦通信委員会(Federal Communications Commission:FCC)の認証を通過した。
FCC IDはA3LSMS921Uである。
携帯通信網はNR (FR1, FDD) n2/n5/n7/n12/n25/ n26/n30/n66/n70/n71, NR (FR1, TDD) n38/n41/n48/n77/n78, NR (FR2-1, TDD) n258/n260/n261, LTE (FDD) B2/B4/B5/B7/ B12/B13/B14/B25/ B26/B30/B66/B71, LTE (TDD) B38/B41/B48, W-CDMA II/IV/V, GSM 850/1900で認証を受けている。
Bluetooth、無線LAN、NFC、無線給電の周波数でも通過している。
無線LANの周波数は2.4GHz帯、5GHz帯、6GHz帯を利用できる。
SM-S921Uは未発表端末の型番である。
Samsung Electronicsの型番規則からSamsung Galaxy S23の後継機種と考えられるため、Samsung Galaxy S24として製品化すると思われる。
Samsung Electronicsが2024年前半のフラッグシップとして展開するSamsung Galaxy S24系列の基本モデルとなる。
電気的にハードウェアが共通のバリエーションとしてSM-S921U1も存在しており、連邦通信委員会では同一の機器の扱いで認証を受けている。
基本的に型番の末尾がUの場合は米国の移動体通信事業者(MNO)向け、U1の場合は米国の公開市場(オープンマーケット)向けとなっている。
そのため、2型番とも米国向けのSamsung Galaxy S24と考えられる。
米国には米国の海外領土も含まれる。
第5世代移動通信システム(5G)のNR方式はミリ波(mmWave)の周波数を中心とするFR2-1で定義されたNR Bandも実装しており、少なくとも米国ではトライバンドに対応する。
なお、米国の移動体通信事業者でも地域的で小規模な移動体通信事業者の場合は規模の都合から移動体通信事業者向けモデルを用意することなく、公開市場向けモデルを取り扱う場合がある。
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