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HUAWEI WATCH 4が楽天モバイルの700MHz帯で技適通過した最初の一般向け端末に



中国のHuawei Device (華為終端)製のスマートウォッチ「HUAWEI WATCH 4」がRakuten Mobile (楽天モバイル)の700MHz帯で電波法に基づく工事設計認証を受けた最初の一般向け端末となる見込みであることが分かった。

HUAWEI WATCH 4は型式をARC-AL00として2023年10月17日付けで工事設計認証を受けている。

2023年末までに総務省(Ministry of Internal Affairs and Communications:MIC)の電波利用ホームページで反映した情報では通信モジュールなどを除く一般向けの端末としてはARC-AL00が最初にRakuten Mobileの700MHz帯で工事設計認証を受けたことを確認できる。

Rakuten Mobileの700MHz帯では帯域幅が3MHz幅、中心周波数が716.5MHzで動作する。

なお、Rakuten Mobileは2023年10月23日付けで700MHz帯における移動通信システムの普及のための特定基地局の開設計画の認定を受けたことに伴い700MHz帯の割当を受けた。

700MHz帯では第4世代移動通信システム(4G)の無線方式であるLTE方式を導入することが決定している。

バンド番号はAPT700 FDDのBand 28となる。

Rakuten Mobileの700MHz帯では証明規則第2条第11号の19に規定する特定無線設備であるLTE用陸上移動局として工事設計認証を受けることになる。

2023年8月29日付けで公布および施行した電波法施行規則等の一部を改正する省令(令和5年総務省令第67号)の規定では省令の改正前にBand 28で無線設備の条件に適合するとして工事設計認証を受けて技適マークが付されている端末で、変更の工事を行わずにRakuten Mobileが割当を受けたBand 28の周波数範囲で送信する端末は、無線設備の条件に適合かつ技適マークが付されているものとみなされる。

そのため、省令の改正前にBand 28で工事設計認証を受けた端末で変更の工事を行わない場合は、Rakuten MobileのBand 28に対応するために工事設計認証を改めて受ける必要はない。

Rakuten Mobileの700MHz帯ではARC-AL00のほかにHuawei Device製のBTK-AL09も工事設計認証を受けている。

BTK-AL09はHUAWEI MatePad 11.5-inchのLTEモデルの型番である。

HUAWEI MatePad 11.5-inchのLTEモデルは日本向けに発表していないが、日本の認証である工事設計認証を受けたため、日本で発売する計画と考えられる。

総務省

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