米DISH Wireless向けスマホCelero3 5GがFCC通過、Tinnoが製造

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中国のShenzhen Tinno Mobile Technology (深圳市天瓏移動技術)製のNR/LTE/W-CDMA/GSM端末「Celero3 5G」が2023年12月7日付けで米国(アメリカ)の連邦通信委員会(Federal Communications Commission：FCC)の認証を通過した。

FCC IDはXD6U653DSである。

携帯通信網はNR (FR1, FDD) n2/n5/n25/n26/ n30/n66/n70/n71, NR (FR1, TDD) n41/n48/n77, LTE (FDD) B2/B4/B5/B12/B14/ B17/B26/B30/B66/B71, LTE (TDD) B48, W-CDMA II/IV/V, GSM 850/1900で認証を受けている。

Bluetooth、無線LAN、NFCの周波数でも通過している。

無線LANの規格はIEEE 802.11a/b/g/n/ac/axに対応する。

2.4GHz帯、5GHz帯、6GHz帯で無線LANを利用できる。

Celero3 5Gは未発表端末の型番である。

型番は製品名と同一と思われ、製品名や連邦通信委員会で認証を受けた携帯通信網の周波数から米国のDISH Network Corporationの完全子会社で同国の移動体通信事業者(MNO)であるDISH Wireless向けのスマートフォンと考えられる。

DISH WirelessはCeleroシリーズでオリジナルのスマートフォンを展開しているため、オリジナルのスマートフォンの新機種として発表すると思われる。

電池パックの容量は4900mAhとなることが判明している。

製造はShenzhen Tinno Mobile Technologyが担当する。

なお、DISH Wirelessは2022年5月4日に移動体通信事業者として携帯通信サービスを商用化した。

基地局を構成する無線装置はFujitsu (富士通)、韓国のSamsung Electronics (サムスン電子)、台湾のMicroelectronics Technology (台揚科技)から調達している。

連邦通信委員会