5G対応ルータOrbic Speed 2 5G (O5sH13)がGCF通過、日本もしくは豪州で発売か
- 2023年12月24日
- その他モバイル端末
米国(アメリカ)のReliance Communications製のNR/LTE端末「O5sH13」が2023年11月8日付けで英国(イギリス)のGlobal Certification Forum (GCF)の認証を通過した。
携帯通信網はLTE (FDD) B1/B3/B5/B7/B8/ B18/B19/B20/B26/B28, LTE (SDL) B32, LTE (TDD) B38/B40/B41/B42/B43で認証を受けている。
第5世代移動通信システム(5G)のNR方式では認証を受けていないが、NR方式はスタンドアローン(SA)構成およびノンスタンドアローン(NSA)構成で動作すると宣言している。
そのため、NR方式にも対応しており、SA構成およびNSA構成で利用できることが分かる。
Global Certification Forum (GCF)の認証では必要に応じてNR方式を追加して再認証を受けることになると思われる。
O5sH13は未発表端末の型番である。
Global Certification Forum (GCF)の認証では製品名を記載しており、製品名はOrbic Speed 2 5Gとなっている。
Reliance Communicationsのラインナップではモバイル無線LANルータをOrbic Speedとして展開しているため、5Gに対応したモバイル無線LANルータと考えられる。
Reliance Communicationsは長らく米自治領プエルトリコ自治連邦区を含めてあ米国で携帯端末事業を展開してきたが、国際事業を開始しており、豪州(オーストラリア)、日本の順に参入している。
O5sH13はLTE方式でGlobal Certification Forum (GCF)の認証を受けたが、米国で主力の周波数には対応していないため、米国以外、すなわち日本と豪州の一方もしくは両方で発売する計画と思われる。
なお、Reliance Communicationsは子会社で米国のOrbic North Americaを通じて国際事業を展開しており、日本ではOrbic North Americaの日本法人としてJapan Orbicが滋賀県彦根市に所在する。
Orbic North Americaは台湾、インド、英国に参入することも検討している。
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