楽天シンフォニー、日本で楽天ドライブを本格提供開始
- 2024年02月06日
- Rakuten-総合
Rakuten Group (楽天グループ)の完全子会社であるRakuten Symphony (楽天シンフォニー)はファイルストレージおよびクラウドサービスの楽天ドライブを日本国内で本格的に提供を開始すると発表した。
楽天ドライブは大容量ファイルの高速送信やクラウド上で安全かつ簡単にファイルの管理と共有を行えるファイルストレージおよびクラウドサービスである。
個人向けと法人向けの両方を展開している。
個人向けと法人向けともに米国(アメリカ)のMicrosoftが提供するMicrosoft 365を搭載する。
Microsoftが提供するWord、Excel、PowerPointなどのOfficeアプリのオンラインバージョンが含まれるWeb版のMicrosoft 365を使用することで、リアルタイムで表示および編集できる機能を備える。
個人向けには楽天IDと連携しており、既存の1億以上の楽天会員を含めて共通の楽天IDで簡単に利用できるという。
なお、楽天ドライブは韓国のEstmobがSendyとして提供していた。
Rakuten Groupの完全子会社で移動体通信事業者(MNO)であるRakuten Mobile (楽天モバイル)が2021年にEstmobを買収したため、EstmobはRakuten Mobileの完全子会社となった。
2022年にはRakuten Mobileを分割会社、Rakuten Symphonyを新設分割設立会社とする新設分割の方法でRakuten Mobileの完全子会社としてRakuten Symphonyを設立しており、EstmobはRakuten Symphonyの傘下に移管するとともに社名をRakuten Symphony Korea (楽天シンポニコリア)に変更した。
楽天ドライブのグローバルな運営主体は韓国法人のRakuten Symphony Koreaで変わりない。
日本国内では日本法人のRakuten Symphonyが販売およびマーケティングを担当することになる。
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