韓国のStage X、28GHz帯の5G対応端末でFIH Mobileと提携
- 2024年02月06日
- 海外携帯電話
韓国のStage Xは28GHz帯の第5世代移動通信システム(5G)に対応した携帯端末の製品化に向けて英領ケイマン諸島のFIH Mobile (富智康集団)と提携したことが分かった。
Stage Xは韓国の政府機関で電気通信分野の規制を司る科学技術情報通信部(Ministry of Science and ICT:MSIT)より韓国で第4の移動体通信事業者(MNO)として選定された。
携帯通信用の周波数として700MHz帯および28Ghz帯を取得しており、Real 5Gとして28GHz帯の5Gを整備する計画である。
Stage Xの3大目標のひとつに28GHz帯の5Gによるエコシステムの構築が含まれている。
携帯端末メーカーと協力して28GHz帯の5Gに対応した携帯端末のラインナップの拡大および普及に努めるという。
特に台湾のHon Hai Precision Industry (鴻海精密工業)傘下の携帯端末関連の会社と提携してオリジナルの製品を開発する計画を公表している。
Hon Hai Precision Industry傘下の携帯端末関連の会社と提携して28GHz帯の5Gに対応した中低価格帯の携帯端末をオリジナルの製品として提供する計画である。
Stage XはHon Hai Precision Industry傘下の携帯端末関連の会社の詳細を開示していないが、順当にHon Hai Precision Industryの連結子会社であるFIH Mobileを意味すると考えられる。
FIH MobileはHon Hai Precision Industryの携帯端末部門として機能しており、携帯端末の開発および製造の能力を備える。
そのため、Stage XはFIH Mobileと協力して28GHz帯の5Gに対応した携帯端末の製品化に取り組むと思われる。
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