楽天モバイル、衛星と携帯端末の直接通信を2026年に導入
- 2024年02月17日
- Rakuten-総合
Rakuten Mobile (楽天モバイル)は米国(アメリカ)のAST SpaceMobileと共同で衛星と携帯端末の直接通信を2026年に導入することを発表した。
両社は衛星と携帯端末の直接通信を日本国内で2026年中に提供を開始することを目指すという。
衛星と携帯端末の直接通信はAST SpaceMobileが運用する低軌道衛星から構築した携帯通信網による携帯通信サービスとなる。
地上の移動体通信事業者が割当を受けた周波数で標準の携帯通信網を採用する。
そのため、一般的なスマートフォンを含めた既存の携帯端末で利用できる。
日本国内では地上の移動体通信事業者はRakuten Mobileを意味しており、Rakuten Mobileが割当を受けた周波数を用いることになる。
テキストメッセージにに限らず、音声通話およびデータ通信も提供する計画である。
山間部や離島は地上で基地局を開設することが難しく、携帯通信網を整備できていない場合も少なくない。
低軌道衛星を活用して山間部や離島を含めた日本全域をカバーすることを目指すという。
なお、AST SpaceMobileにはRakuten Mobileが出資している。
Rakuten MobileはシンガポールのRakuten Symphony Singapore、米国のRakuten Mobile USAを通じて完全所有するRakuten Mobile USA Serviceを通じてAST SpaceMobileに資本参加していることが分かっている。
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