エジプトのTelecom Egypt、Ericssonと5G試験に成功

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エジプトの移動体通信事業者(MNO)でWEとして携帯通信事業を行うTelecom Egyptは第5世代移動通信システム(5G)の試験に成功したことが分かった。

スウェーデンのEricssonが情報を開示している。

EricssonはTelecom Egyptと協力して5Gの試験に成功したという。

5Gの試験はエジプトの新行政首都で実施した。

5Gの無線方式はNR方式を採用しており、無線アクセスネットワーク(RAN)構成はノンスタンドアローン(NSA)構成である。

NSA構成は4Gの無線方式であるLTE方式と連携して動作するRAN構成で、コアネットワークは4G向けのEPCを使用する。

通信設備はEricssonが供給しており、Ericssonが供給した通信設備にはLTE方式およびNR方式の無線装置やEPCが含まれる。

周波数はTelecom Egyptが割当を受けたサブ6GHz帯(Sub6)の2.6GHz帯でNR方式を運用したことを公表している。

なお、Telecom Egyptはエジプトの移動体通信事業者としては初めて5Gの免許を取得した。

エジプトの政府機関で電気通信分野などの規制を司る国家電気通信規制庁(National Telecommunications Regulatory Authority：NTRA)より携帯通信事業で5Gを導入および運用するための免許を取得しており、事実上の5Gの免許となる。

5Gを商用化する時期までは開示していない。