NTTドコモ、5G国際ローミングの対象国にベトナムなど追加
- 2024年04月23日
- docomo-総合
NTT DOCOMOは5G国際ローミングの対象国を拡大したことが分かった。
NTT DOCOMOは国際ローミングのWORLD WINGで第5世代移動通信システム(5G)のNR方式を利用できる5G国際ローミングを2022年7月15日より提供しており、対象の国と地域は順次拡大している。
5G国際ローミングを利用できる国と地域の一覧はNTT DOCOMOの公式ウェブサイトに開設した5G国際ローミングのページに掲載しており、2024年4月1日付けで更新した。
更新に伴いベトナムおよびクロアチアが5G国際ローミングの対象に追加された。
対象の移動体通信事業者(MNO)はベトナムがVNPT VinaPhone Corporation、クロアチアがHrvatski Telekomとなっている。
NTT DOCOMOはVNPT VinaPhone CorporationをGPCと記載しているが、GPCはブランドの旧称である。
なお、VNPT VinaPhone Corporationは2024年4月1日時点で5Gを商用化していない。
VNPT VinaPhone Corporationは2019年7月5日に5Gの試験用の免許を取得しており、2020年12月19日からトライアルとして試験用の免許に基づき5Gを提供しているが、正式には商用の5Gではない。
VNPT VinaPhone Corporationの親会社でベトナムのVietnam Posts and Telecommunications Group (ベトナム郵政電気通信グループ:VNPT)が2024年3月19日に5G向け周波数を取得しており、2024年4月15日には5Gの商用の免許を取得した。
VNPT VinaPhone CorporationはVietnam Posts and Telecommunications Groupが取得した5G向け周波数と5Gの商用の免許で正式に5Gを商用化する予定である。
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