NTTドコモがNR-DCの高度化で5Gを高速化、Xperia 1 VI SO-51Eが対応

Tweet

NTT DOCOMOは2024年8月1日に第5世代移動通信システム(5G)の通信速度を下り最大6.6Gbpsに高速化した。

2024年8月1日より5Gを下り最大6.6Gbpsで提供している。

2024年8月1日時点では下り最大6.6Gbpsで提供するエリアは東京都および神奈川県の一部となっている。

通信速度の高速化を実行前は下り最大4.9Gbps/上り最大1.1Gbpsで提供してきたため、下りの通信速度は約34.7%の高速化を実現したことになる。

上りの通信速度は2024年8月1日以降も上り最大1.1Gbpsで変わりない。

2024年8月1日時点で下り最大6.6GbpsはSony Corporation製のXperia 1 VI SO-51Eが唯一の対応機種となる。

Xperia 1 VI SO-51Eに対しては2024年8月1日より下り最大6.6Gbpsに対応するソフトウェアのアップデートを提供している。

下り最大6.6Gbpsは5Gの無線方式であるNR方式が単独で動作するスタンドアローン(SA)構成のOption 2でNRデュアルコネクティビティ(NR-DC)を高度化によって実現した。

NR-DCの組み合わせはDC_n78A-n79A-n257Iである。

下り最大6.6Gbpsは日本の移動体通信事業者(MNO)が提供する5Gとしては最速となる。