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Pixel 9シリーズの衛星通信、サムスン電子製のExynos Modem 5400で実現



米国(アメリカ)のGoogleが発表したスマートフォン「Pixel 9」、「Pixel 9 Pro」、「Pixel 9 Pro XL」、「Pixel 9 Pro Fold」は衛星通信を利用する衛星SOSに対応した。

衛星SOSでは米国のSkylo Technologiesが提供する衛星通信を利用する。

Skylo TechnologiesはNB-IoTをベースとするIoT-NTNを運用しており、衛星SOSで利用する衛星通信はNB-IoTをベースとするIoT-NTNとなる。

Pixel 9シリーズのスマートフォンの実機でベースバンドバージョンを確認すると、通信モデムとして韓国のSamsung Electronics (サムスン電子)製のExynos Modem 5400を搭載することが示唆された。

Exynos Modem 5400は携帯通信技術の標準化団体である3rd Generation Partnership Project (3GPP)で仕様策定した3GPP Release 17の標準仕様に準拠した非地上系ネットワーク(Non-Terrestrial Network:NTN)に対応する。

3GPP Release 17ではNTNの標準仕様としてNB-IoTやeMTCをベースとするIoT-NTNおよびNRをベースとするNR-NTNを定義しており、Exynos Modem 5400ではNB-IoTをベースとするIoT-NTNおよびNR-NTNを実装している。

Skylo Technologiesは同社が運用するNB-IoTをベースとするIoT-NTNでExynos Modem 5400の認証を行い、Exynos Modem 5400を搭載した端末はSkylo Technologiesの衛星通信に対応できることも公表していた。

Pixel 9シリーズのスマートフォンではExynos Modem 5400で衛星通信機能の実装を実現したことになる。

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