FCNT製のFMP198-O3とFMP199-O5は未発表スマホか

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総務省(Ministry of Internal Affairs and Communications：MIC)は電波法に基づく技術基準適合証明などを受けた機器の情報を更新した。

これまでに、FCNT製のNR/LTE/W-CDMA/GSM端末「FMP198-O3」および「FMP199-O5」が相互承認(MRA)による工事設計認証を受けた事実が判明していたが、いずれも未発表端末のメーカー型番であることが分かった。

arrows We2およびarrows We2 Plusの工事設計認証に係る情報の公開前にFMP198-O3およびFMP199-O5の工事設計認証に係る情報が公開されたため、当初はFMP198-O3およびFMP199-O5がarrows We2のメーカー型番と思われた。

しかし、技術基準適合証明などを機器の情報の更新や米国の連邦通信委員会(Federal Communications Commission：FCC)の認証でarrows We2とarrows We2 Plusのメーカー型番が確定した。

arrows We2のメーカー型番はF-52EがFMP195-Y1、FCG02がFMP196-Y6、M07がFMP197-Y5、arrows We2 Plusのメーカー型番はF-51EがFMP193-N1、M06がFMP194-N5となる。

そのため、FMP198-O3およびFMP199-O5は未発表端末のメーカー型番と判断できる。

FMP198-O3およびFMP199-O5は同等のスマートフォンで、携帯通信網の対応周波数が異なるバリエーションと思われる。

日本で利用できる携帯通信網の周波数はFMP198-O3がFCG02と共通で、FMP199-O5がM07と共通となっている。

なお、F-51EとF-52EはNTT DOCOMO向け、FCG02はKDDIおよび同社の連結子会社であるOkinawa Cellular Telephone Company (沖縄セルラー電話)向け、M06とM07は公開市場(オープンマーケット)向けである。

総務省