FCNT製スマホarrows We2に4番目の型番が存在か、FMP200-Y2が技適通過
- 2024年08月20日
- Android関連
総務省(Ministry of Internal Affairs and Communications:MIC)は電波法に基づく技術基準適合証明などを受けた機器の情報を更新した。
FCNT製のNR/LTE/W-CDMA/GSM端末「FMP200-Y2」が2024年5月14日付けでドイツのcetecom advancedを通じて相互承認(MRA)による工事設計認証を受けたことが分かった。
携帯通信網はNR (FR1, FDD) n1/n3/n28, NR (FR1, TDD) n41/n77/n78, LTE (FDD) B1/B3/B8/ B18/B19/B28, LTE (TDD) B41/B42で工事設計認証を受けている。
Bluetoothおよび無線LANの周波数でも通過している。
無線LANの周波数は2.4GHz帯と5GHz帯を利用できる。
FMP200-Y2は未発表端末のメーカー型番である。
メーカー型番の規則からarrows We2のメーカー型番に該当すると考えられる。
これまで、arrows We2の型番としてはF-52E、FCG02、M07を発表しており、それぞれメーカー型番はFMP195-Y1、FMP196-Y6、FMP197-Y5に該当する。
F-52E、FCG02、M07が最終的な製品の型番で工事設計認証を通過後にFMP200-Y2としてメーカー型番で工事設計認証を受けたことからも、FMP200-Y2は未発表端末のメーカー型番と推測できる。
そのため、arrows We2には未発表の4番目の型番が存在する模様である。
FMP200-Y2はローカル5GやsXGPの周波数では工事設計認証を受けていないため、FCNTが展開する法人向けのarrows We2ではない。
日本で利用できる携帯通信網の周波数はFCG02と近く、FCG02にn1を追加した仕様となっている。
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