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サムスン電子のソフトバンク向け5G基地局が新たに技適通過、2GHz帯に対応



総務省(Ministry of Internal Affairs and Communications:MIC)は電波法に基づく技術基準適合証明などを受けた機器の情報を更新した。

韓国のSamsung Electronics (サムスン電子)製の基地局「SLS-BN01」が2024年9月6日付けで一般財団法人テレコムエンジニアリングセンター(TELECOM ENGINEERING CENTER:TELEC)を通じて電波法に基づく工事設計認証を受けたことが分かった。

工事設計認証番号は001-A21550から001-A21553である。

Samsung Electronics製の基地局は汎用の型番で工事設計認証を受けるため、工事設計認証番号で区別する。

工事設計認証番号が001-A21550と001-A21551の基地局は特定無線設備の種別が証明規則第2条第11号の20に規定する特定無線設備で、LTE用基地局となる。

工事設計認証番号が001-A21552と001-A21553の基地局は特定無線設備の種別が証明規則第2条第11号の33に規定する特定無線設備であるため、FDD-5G-NR用基地局と分かる。

いずれも中心周波数と帯域幅は2157.5MHzで15MHz幅および2160MHzで20MHz幅に対応しており、SoftBank Corp.が割当を受けた2GHz帯の周波数で動作することになる。

そのため、SoftBank Corp.向けの2GHz帯に対応した第4世代移動通信システム(4G)のLTE方式および第5世代移動通信システム(5G)のNR方式の基地局と考えられる。

これまでに、SoftBank Corp.の周波数に対応したSamsung Electronics製の基地局は複数の周波数で工事設計認証を受けているが、2GHz帯に対応した基地局は初めてである。

総務省

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