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豪州で3Gを終了、約21年半の歴史に幕



豪州(オーストラリア)の移動体通信事業者(MNO)は第3世代移動通信システム(3G)を終了した。

豪州の移動体通信事業者はTelstra、Optus Mobile、Vodafone Australiaとして携帯通信事業を行うTPG Telecomの3社となっている。

TelstraおよびOptus Mobileは2024年10月27日をもって3Gの提供を終了しており、2024年10月28日から3Gの停波を進めている。

TPG Telecomは2023年12月14日をもって3Gの提供を終了している。

そのため、TelstraおよびOptus Mobileによる3Gの提供の終了は豪州で3Gの提供を終了したことを意味する。

なお、豪州には海外領土が存在する。

3Gの提供の終了は海外領土を除く豪州全土が対象であることに留意しておきたい。

豪州ではTPG Telecomが2003年4月15日、Optus Mobileが2005年11月14日、Telstraが2006年10月6日に3Gを商用化した。

豪州の3Gは約21年半の歴史に幕を下ろしたことになる。

これまでに、Telstra、Optus Mobile、TPG Telecomは第2世代移動通信システム(2G)の提供も終了している。

各社とも第4世代移動通信システム(4G)および第5世代移動通信システム(5G)を導入しているため、豪州では2024年10月28日以降は原則として4Gおよび5Gを利用できることになる。

海外領土を除いて豪州は国際連合(United Nations:UN)の加盟国としては最初に2Gと3Gともに終了した国となった。

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