NTTドコモ、通信品質の改善へ取組み宣言を公開
- 2024年11月08日
- docomo-総合
NTT DOCOMOは通信改善 取組み宣言を公開した。
通信品質の問題が発生しているNTT DOCOMOは2024年度第2四半期の業績の発表に合わせて通信改善 取組み宣言を公開しており、通信品質の改善に向けた措置を講じる計画である。
全社としては2025年3月末までに日本全国で第5世代移動通信システム(5G)のサブ6GHz帯(Sub6)の基地局数を1.2倍、日本全国の主要都市の中心部でSub6の基地局数を1.9倍、日本全国の主要鉄道動線のSub6の基地局数を1.7倍とする計画である。
支社ごとにも取組み宣言を掲載している。
北海道支社では2025年3月末までに札幌駅から大通周辺の商業エリアで設備容量を最大6倍、札幌市営地下鉄の駅で通信速度の向上、新千歳空港(CTS)の設備容量を増強する。
東北支社では2025年3月末までに仙台駅周辺の設備容量を最大2倍、宮城県および青森県の花見スポットでサクラの開花までに通信品質を改善、2025年1月末までにセキスイハイムスーパーアリーナで屋内外の通信品質を改善する。
首都圏支社では2025年3月末までに山手線内の主要駅を中心にSub6の基地局数を1.2倍、山手線をカバーするSub6の基地局数を1.5倍、プロ野球の全スタジアムやイベント会場の設備容量を最大2倍に増強する。
関信越支社では2025年3月末までに鉄道3路線でSub6の基地局数を1.5倍、県庁所在地級の主要駅周辺で設備容量を約2倍、西武球場前駅からベルーナドーム周辺の設備容量を2倍とする。
東海支社では名古屋駅から栄までの繁華街の設備容量を1.5倍、名古屋駅の設備容量を5倍、2025年4月の大規模イベントに向けて鈴鹿サーキットの設備容量を1.5倍とするほか、2025年7月に開業するIGアリーナで優れた通信環境を整備する。
北陸支社では2025年3月末までに被災エリアで第4世代移動通信システム(4G)、新幹線全駅で5Gを整備する。
関西支社では2025年3月末までに大阪環状線で5GのSub6の基地局数を1.4倍、大阪環状線および駅周辺で設備容量を1.4倍とするほか、初売りに向けて大規模アウトレットでSub6を導入する。
中国支社では2025年3月末までに広島県広島市の繁華街周辺の設備容量を1.2倍、山陽本線の設備容量を1.2倍とするほか、広島駅周辺で設備容量を増強する。
四国支社では2025年3月末までに香川県高松市のサンポートエリアの設備容量を1.5倍、愛媛県松山市の坊っちゃんスタジアムで設備容量を4.5倍とするほか、四国の観光スポットで設備容量を増強する。
九州支社では2025年3月末までに西鉄福岡(天神)駅で設備容量を4倍、福岡市営地下鉄空港線の設備容量を1.2倍、九州新幹線および西九州新幹線の設備容量を4倍、九州全県と沖縄県の第二種空港でSub6を導入するほか、2024年11月中旬までに舞鶴公園で快適な通信環境を整備する。
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