北朝鮮の花園貿易会社、新型スマホHwawon301-1とHwawon309を製品化
- 2024年11月08日
- DPRK
朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)のHwawon Trade Company (花園貿易会社)はスマートフォン「Hwawon301-1 (花園301-1)」および「Hwawon309 (花園309)」を製品化したことが分かった。
これまで、Hwawon Trade CompanyはスマートフォンとしてHwawon201 (花園201)およびHwawon301 (花園301)を公開していたが、新機種としてHwawon301-1およびHwawon309を公開している。
2023年にはHwawon201およびHwawon301を製品化したが、2024年にはHwawon301-1およびHwawon309を製品化したことになる。
いずれの機種も朝鮮民主主義人民共和国で販売する。
Hwawon301-1は製品名から容易に分かるが、Hwawon301の派生機種となる。
Hwawon Trade Companyはスマートフォンやフィーチャーフォンをはじめとする携帯端末の開発および販売などを行う会社である。
本社は朝鮮民主主義人民共和国の首都・平壌市に所在する。
スマートフォンを主力の製品として展開するが、製品のラインナップにはフィーチャーフォンも含まれる。
携帯端末はHwawon (花園)の商標を使用して朝鮮民主主義人民共和国国内で展開している。
Hwawonは固有語ではなく漢字語に由来しており、漢字で表記する場合は花園となる。
発音はファウォンで、ロゴは商標名の通りに花を連想させるデザインとなっている。
携帯端末事業では朝鮮民主主義人民共和国の政府機関で電気通信分野などの規制を司る情報産業省(Ministry of Information and Communications Technology Industry:MICTI)と緊密に連携している。
朝鮮民主主義人民共和国の友好国を中心として外国の事業体と協力も推進する意向である。
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