シンガポールのCircles Life、豪州からも撤退

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シンガポールのCircles Asiaの子会社で豪州(オーストラリア)の仮想移動体通信事業者(MVNO)であるCIRCLES AUSTRALIAは豪州で携帯通信事業を終了することが分かった。

豪州の仮想移動体通信事業者であるAmaysim MobileはCIRCLES AUSTRALIAの加入者を承継すると案内している。

Amaysim Mobileは15万件以上の加入者をCIRCLES AUSTRALIAから承継する予定である。

既存の約170万人に達する強力な顧客基盤を大幅に強化するとともに、競争が激しい豪州の携帯通信市場で地盤を固めるという。

なお、CIRCLES AUSTRALIAは加入者をAmaysim Mobileに移行する手続きが完了後に豪州で業務を停止する。

CIRCLES AUSTRALIAは2019年9月13日にCircles Lifeの商標を用いて仮想移動体通信事業者として携帯通信サービスの提供を開始したため、約5年半で携帯通信事業を終了することになる。

これまで、Circles Asiaは複数の国と地域で仮想移動体通信事業者として携帯通信サービスを提供してきた。

しかし、2024年にはインドネシアと台湾から相次いで撤退しており、2025年には豪州からも撤退することが決定した。

そのため、豪州から撤退後はシンガポールが仮想移動体通信事業者として携帯通信サービスの提供を継続する唯一の市場となる。