マカオ特別行政区の2025年Q1の携帯電話加入件数が判明
- 2025年04月30日
- 海外携帯電話

マカオ特別行政区の政府機関で電気通信分野などの規制を司る郵電局(Direccao dos Servicos Correios e Telecomunicacoes)はマカオ特別行政区における電気通信分野の統計資料を更新した。
電気通信分野の統計資料の更新に伴い2025年3月末時点の情報を掲載しており、事実上の2025年第1四半期時点の情報となる。
携帯電話サービスの加入件数は1,458,046件となった。
2024年1月から15か月連続で増加したことになる。
携帯電話サービスの加入件数は契約種別の内訳も公表されている。
第3世代移動通信システム(3G)はポストペイド回線が9,156件、プリペイド回線が885件である。
LTEはポストペイド回線が243,644件、プリペイド回線が164,420件となった。
第5世代移動通信システム(5G)はポストペイド回線が790,723件、プリペイド回線が249,218件に達した。
ポストペイド回線とプリペイド回線の合計および占有率は3Gが10,041件で約0.7%、LTEが408,064件で約28.0%、5Gが1,039,941件で約71.3%を占める。
なお、3Gは2025年6月4日に免許の満期を迎えると同時に更新は行わないため、2025年6月4日をもって3Gを終了する。
3Gおよび5Gは通信の世代で、LTEは第4世代移動通信システム(4G)の無線方式であるLTE方式を意味するため、通信の世代と無線方式で統一されていないが、郵電局は規制当局として免許の種別を基準に表記することが理由である。
参考までに、3Gの免許では無線方式としてW-CDMA方式もしくはCDMA2000方式、5Gの免許では無線方式としてNR方式の導入を認めた。
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