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携帯電話の電波伝達は水深3m程度と韓国キャリア関係者が話す



仁川から済州島へ向かっていた旅客船セウォル号が韓国全羅南道珍島沖で沈没する事故が発生し、船内からメッセージが送信されていたとして話題になった。
最終的には虚偽の情報として結論付けられたが、電波が届く可能性等について韓国の移動体通信事業者の関係者が意見を述べている。
技術的には水の中に電波が届いて通信を確立することは不可能ではないが、セウォル号が沈没した水深等を考えるとその可能性は高くないという。
SK Telecom、KT、LG U+の移動体通信事業者3社によると、沈没した海域は全ての移動体通信事業者がLTEや3G(W-CDMA/CDMA2000)のエリア化済みとのことである。
具体的な移動体通信事業者は明かされていないが、特に複数の移動通信社は2013年に事故発生海域を含む仁川~済州旅客航路の品質改善作業を行っており、電波状況は安定しているとされている。
問題は水中で電波の伝達が大きく遮られることで、特に水深が3mを超えると電波の伝達が事実上不可能という。
移動体通信事業者の関係者は、“理論的には水深10mまで電波の伝達は可能であるが、(事故発生海域においては)現実的に3m程度が限界”と話している。
したがって、セウォル号の船内に生存者が残されていても、メッセージのやり取りをできる可能性は低いとしている。
また、事故の過程で携帯電話が水没している可能性も指摘されている。
防水に対応した携帯電話が少ない韓国では、防水に対応するのはSamsung GALAXY S4 Active with LTE-A SHV-E470S、Samsung GALAXY S5 SM-G900S/K/L、CASIO G’zOne CA-201Lを含めた一部機種にすぎず、大半の携帯電話は故障しているだろうという。
現在は事故発生から日数も経過しており、また電波が弱い場合や届かない場合は電池の消費も激しくなるため、故障していない携帯電話が存在しても船内から外部と連絡を取ることは極めて困難と見られているが、一人でも多く助かるよう願いたいところである。
・NAVER NEWS
http://news.naver.com/main/read.nhn?mode=LSD&mid=sec&sid1=103&oid=096&aid=0000303476

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