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韓国のアルト、2026年に日本のスマホ市場に参入へ



韓国のALTは2026年に日本のスマートフォン市場に参入することが分かった。

ALTは2025年11月17日にKOSDAQに上場しており、上場会社として初めて公開した四半期報告書で事業部門の詳細や計画を開示している。

主な事業部門のひとつであるモバイル事業部門ではスマートフォンを中心とした携帯端末の開発および供給を行う。

キッズおよびシニア向けのスマートフォンが主力製品となる。

スマートフォンの保有率が相対的に低い世代を対象として製品を展開する。

2022年からは独自のブランドとしてMIVEの展開を開始した。

2024年にはモバイル事業部門の売上高が2022年から462%増となった。

製造設備は保有していないため、中国のLens Technology (藍思科技)に外部委託となっている。

携帯端末は韓国に限定して展開しているが、国際的な展開として日本および米国(アメリカ)のスマートフォン市場にも参入する。

国家安全保障や技術覇権競争などの理由で中国の製品を避ける行動があるため、日米では事業機会があると判断したという。

特に日本ではFCNTのらくらくホンの存在を挙げており、高齢化が進む中でALTが得意なシニア向け携帯端末の需要を見込んでいる。

日米では初期は移動体通信事業者(MNO)で採用を目指して優先的に取り組み、安定した初期事業基盤の構築と信頼の確保に努める。

2026年に日米で製品を発売する計画である。

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