総務省がテュフ・ラインランド・ジャパンに行政指導、技適の認証業務で不適切な審査を実施
- 2014年07月18日
- その他国内携帯電話
総務省はTUV Rheinland Japan(テュフ・ラインランド・ジャパン)に対して行政指導をしたことを発表した。
TUV Rheinland Japanは総務大臣の登録を受けて実施している端末機器の技術基準適合性に関する認証業務において、不適切な審査を実施したこと分かった。
これを受けて、認証業務における法令遵守に係る総点検および不適切な審査の再発防止などについて報告するよう指導しましたと明かしている。
具体的な経緯は、電気通信事業法第86条第1項の規定による登録認定機関の登録を受けているTUV Rheinland Japanが端末機器の設計認証業務において、法令に規定する方法に従わずに審査を行っていたことが第一の問題となっている。
TUV Rheinland Japanは以前にも法令に規定する方法に従わずに審査を行っており、違反項目の再試験や再発防止策の報告などを実施したが、再び法令に規定する方法に従わずに審査を行っていることも問題視されている。
違反の繰り返しは端末機器の利用者への不利益のみならず、技術基準に適合しない端末機器が出回る恐れがあるとして危惧されている。
以上のため、総務省はTUV Rheinland Japanに対して違反の再発がないよう再発防止策の検討を実施して、その結果と今後の取り組みを報告するよう指導したとのことである。
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