日本で導入する4G用の3.5GHz帯はBand 42に
- 2014年07月28日
- 携帯電話総合
総務省は第4世代移動通信システムの導入のための周波数の割当てに関する開設指針案などを公開した。
割当てを希望する場合に申請できる周波数幅は3480.0~3520.0 MHz、3520.0~3560.0 MHz、3560.0~3600.0 MHzで、40MHz幅を3社に割り当てる方針を示している。
TDD方式を採用することが決定しており、LTE-Advancedの主要技術でもあるキャリアアグリゲーション技術やその他の電波の能率的な利用を確保するための技術を用いなければないとしている。
通信方式はTD-LTE方式となり、その帯域を束ねたキャリアアグリゲーションを導入すると思われる。
3.5GHz帯付近はBand 42とBand 43が3GPPの仕様書で規定されており、Band 42が3400.0~3600.0 MHz、Band 43が3600.0~3800.0 MHzとなる。
総務省が割当てる帯域はBand 42と完全に被っており、独自の新Bandが規定されない限りBand 42になると考えられる。
周波数の国際的協調の観点から、Band 42を採用すると思われる。
なお、Band 42は欧州や中東の一部事業者が既にサービスを開始している。
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