中国の2014年Q2におけるスマートフォン出荷シェアが判明、Xiaomiが初めての首位に
- 2014年08月05日
- 海外携帯電話
中国における2014年第2四半期のスマートフォン出荷台数シェアが調査会社であるCanalysの報告で明らかになった。
2014年第2四半期は世界におけるスマートフォンの総出荷台数が2億9240万台で、そのうち中国は1億850万台となっており、巨大な市場規模の中国は世界の全体における40%近くも占めていることになる。
そんな巨大な中国市場で首位を獲得したのは中国のXiaomi Tech(小米科技)である。
出荷台数を1500万台とし前年同期比240%の大幅な成長を見せた。
Xiaomi Techは初めての首位となっている。
2位は韓国のSamsung Electronicsで、前年同期比15%減の1320万台を出荷している。
Samsung Electronicsは2年半ぶりに首位の座を明け渡した。
3位には中国のLenovo Mobile Communication Technology(聯想移動通信)が入っており、出荷台数を1300万台としている。
4位はCoolpadブランドで展開する中国のYulong Computer Telecommunication Scientific(宇龍計算机通信科技)で、1270万台を出荷した。
2位から4位までは50万台差となっており、いつ順位が入れ替わっても不思議ではない状況となっている。
5位は中国のHuawei Technologies(華為技術)で、出荷台数は1190万台である。
トップ5のうち、2位のSamsung Electronicsを除いてすべてが中国のメーカーとなった。
具体的な順位は明かされていないが、トップ10にはGuangdong BBK Electronic Industry (広東歩歩高電子工業)、ZTE(中興)、Guangdong OPPO Mobile Telecommunications(広東欧珀移動通信)、K-Touchブランドで展開するBeijing Tianyu Communication Equipment(北京天宇朗通通信設備)といった中国メーカーが入っており、トップ10のうち中国のメーカーは8社が入っていることになる。
なお、Samsung Electronics以外でトップ10に入った中国以外のメーカーは米国のAppleである。
Xiaomi Techは低価格で高品質なスマートフォンを提供しており、特にRedmiシリーズのスマートフォンがシェアの拡大に貢献したという。
スポンサーリンク
コメントを残す
コメントを投稿するにはログインしてください。