ソニーがモバイル・コミュニケーション分野の戦略を変更、エントリークラスを削減して高付加価値ラインナップに集中へ
- 2014年09月18日
- Android関連
Sonyはスマートフォンなどのモバイル関連を手掛けるモバイル・コミュニケーション分野の中期計画を変更したことを明らかにした。
2014年7月にモバイル・コミュニケーション分野の中期計画の見直しに着手したという。
モバイル・コミュニケーション分野における中期計画を見直した結果、2014年第3四半期におけるモバイル・コミュニケーション分野の営業権全額の減損約1800億円を営業損失として計上する見込みとのことである。
また、減損計上見込みを踏まえて2014年度の連結業績見通しを修正しており、2014年7月に発表した連結営業損益・税引前損益・Sony株主に帰属する純損失見通しをそれぞれ約1800億円下方修正している。
減損計上に至った経緯・内容としては、モバイル・コミュニケーション分野における市場や競争環境の変化を挙げている。
売上高の大幅な拡大を目指していたというが、市場や競争環境の変化を踏まえてモバイル・コミュニケーション分やの戦略を変更するという。
戦略の変更には一部地域における戦略の見直し、高付加価値ラインナップへの集中、普及価格帯モデルの削減が施策として盛り込まれていることを明らかにしている。
エントリークラスのスマートフォン市場では中国メーカーなどに押されており、それが新興市場で販売台数を伸ばせなかった要因の一つとして挙げられている。
今後は、エントリークラスのスマートフォンを削減してハイエンドのスマートフォンに集中させる模様である。
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