au Xperia Z3 SOL26が対応する800MHz帯のLTEはB26のみでB18は非対応となる模様
- 2014年09月25日
- KDDI-SAMSUNG
KDDIが発表したSony Mobile Communications製のスマートフォン「au Xperia Z3 SOL26 (以下、SOL26)」はLTE方式の800MHz帯はB18に非対応でB26のみに対応することが明らかになった。
SOL26でConfigurationを表示して対応する通信方式や周波数を示すWorking band/sを確認すると、GSM_850, GSM_900, GSM_1800, GSM_1900, UMTS_BC1, UMTS_BC2, UMTS_BC5, CDMA_BC0_A, CDMA_BC0_B, CDMA_BC6, LTE_BC1, LTE_BC3, LTE_BC17, LTE_BC26, LTE_BC41に対応することが確認できる。
Configurationの情報よりFDD-LTE方式は2.1GHz帯(Band 1)、1.8GHz帯(Band 3)、800MHz帯(Band 26)、700MHz帯(Band 17)、TD-LTE/WiMAX 2+方式は2.5GHz帯(Band 41)、CDMA2000方式は2.1GHz帯(Band Class 6)と800MHz帯(Band Class 0)、W-CDMA方式は2.1GHz帯(Bnad I)、1.9GHz帯(Band II)、850MHz帯(Band V)、GSM方式は1.9GHz帯、1.8GHz帯、900MHz帯、850MHz帯に対応することが分かる。
これまでに投入されたKDDI向けのスマートフォンでは、FDD-LTE方式の800MHz帯は一部がBand 18とBand 26の両方に対応するに留まり、Sony Mobile Communications製を含めた大半のスマートフォンがBand 18のみに対応してB26には非対応となっていた。
ところが、SOL26ではB18に非対応となり、B26のみに対応することになる。
KDDIは2014年6月下旬からB26の運用を全国的に開始していることが確認されている。
B26はKDDIがメインとして運用しているB18を完全に内包しており、Multi-Frequency Band Indicator技術を適用してLTE B18が吹くセルでLTE B26も吹いていると考えられる。
そのため、SOL26はB18に非対応であるものの、エリア面などは基本的にB18と同じと考えて問題ないだろう。
なお、キャリアアグリゲーションはCA_1-26に対応すると考えられる。
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