GALAXYアンバサダーイベントに参加してサムスンの最新機種を体験してきた
- 2014年10月04日
- Review
GALAXYアンバサダープログラムの企画で開催された「GALAXYアンバサダータッチ&トライイベント」に参加した。
Samsung Electronicsが日本市場に投入する「Samsung GALAXY Note Edge」「Samsung GALAXY S5 Active」「Samsung Gear S」の説明を受けたので紹介する。
目玉は何と言ってもSamsung GALAXY Note Edgeである。
日本市場ではNTT docomoとKDDIがそれぞれSC-01G、SCL24として販売することが決定している。
Samsung ElectronicsはSamsung GALAXY Note EdgeをSamsung GALAXY Note 4よりも上位と位置付けているようで、日本、韓国、中国、米国の4ヶ国で発売することが決定しているという。
フレキシブル有機ディスプレイを搭載したことで右サイドまでディスプレイとしており、カーブしている部分まで1枚のディスプレイであることを強調しており、カーブしている部分は独立して動作する。
ハードウェア的な面では、有機ELディスプレイの技術を有するSamsung Electronicsだからこそ実現できるとしている。
特徴は大きく3つに分けて“ディスプレイ”、“フロントカメラ”、“プレミア機能”として説明していた。
まず、Samsung GALAXY Note Edgeを語る上でディスプレイは絶対に外せないだろう。
ディスプレイは約5.6インチQHD+(1440*2560+160*2560)で、画素密度は540ppiに達する。
160*2560の領域がエッジディスプレイとなり、右サイドに伸びている部分に該当する。
色域は94%でコントラスト比は100000:1となっている。
エッジスクリーンにお気に入りのアプリのショートカットを配置することで、アプリケーションの履歴などを表示せずに1タッチでアプリケーションを起動することができる。
また、動画再生時やカメラ起動時はエッジスクリーンに通知を表示することで、コンテンツの表示領域やファインダーの表示領域を狭くしない。
エッジスクリーン部分には7種類のパネルを登録することが可能で、定規などの専用ツールも用意している。
その他、ウィジェットが透過となったことで、壁紙を楽しめるようになるとしている。
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エッジスクリーンの部分は横から見ると右サイドまでディスプレイ伸びていることが分かりやすい。
次にフロントカメラを大きな特徴としている。
自分撮りを指すSelfieがアジア圏を中心に需要が高まっており、Samsung Electronicsとしてはそれに応えるべく力を入れているという。
フロントカメラの画素数が約370万画素に高画素化している。
Samsung GALAXY Note3に比べてF値が2.4から1.9となり、約60%も明るく撮影できるとのことである。
広角レンズを搭載したことで、通常撮影であればSamsung GALAXY Note3で78度であったところが、Samsung GALAXY Note Edgeでは90度となる。
また、パノラマに近い形でカメラをスイングしながら撮影することになるのであるが、ワイド自分撮りのモードでは120度の広い範囲を1枚の写真で撮影できる。
8段階の美肌モードやS Penですぐに書き込めたりと、付加機能も充実している。
なお、アウトカメラは約1600万画素で、動画撮影の解像度は4K(3840*2160)となる。
リアカメラでの自分撮りモードも用意されている。
ハイクリアズームで4倍~8倍の鮮明なズーム撮影や光学手ブレ補正に対応し、リアカメラも着実に進化している。
プレミア機能では処理性能や新機能が紹介された。
マルチウィンドウは最大で7分割できるようになり、高解像度で大きなディスプレイをより活かせるようにしている。
CPUは2.7GHzのクアッドコアで、グラフィックス性能は約30%アップするなど、複数のアプリケーションを同時に起動してもサクサクと動く。
ボイスレコーダ機能が強化しており、3つのマイクで8方向の音を聞き分けることが可能である。
音の方向を判断して録音し、特定方向の音だけを再生することも可能で、会議の議事録にも便利としている。
Samsung GALAXY NoteシリーズはS Penでの操作が可能であるが、S Penも進化を遂げている。
これまで通り、S Penには定評のあるワコム製のタッチペンを採用している。
速度、圧力、傾き、回転の感度がSamsung GALAXY Note3の2倍になり、感度レベル(筆圧)は1024段階から2048段階としている。
S Penにはボタンが搭載されているが、ボタンを押しながら操作すると範囲選択が可能で、パソコンのマウスに近い感覚で使えるようになっている。
アクセサリとしては公式に専用のフリップカバーを用意しており、ディスプレイの消灯時にエッジスクリーンをスワイプすると時計や通知を表示できる。
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専用のフリップカバーはエッジスクリーンの部分が露出している。フリップカバーを閉じた状態でエッジスクリーンの操作が可能であるが、エッジスクリーンの部分が保護されないために不安もある。
以上がSamsung GALAXY Note Edgeについて。
Samsung GALAXY S5 Activeはタフネスさが特徴のスマートフォンである。
大きな特徴を“タフネス”、“ハイスペック”、“アクティブ機能”としていた。
日本市場ではNTT docomoのみがSC-02Gとして販売する。
Samsung GALAXY S5のハイスペックさを維持しながらタフネスさを有する。
Samsung Electronicsが紹介したスライドによると、落下、破損、水濡れは55%のユーザが経験ありという。
タフネスボディを採用しており、フレームは衝撃吸収バンパーフレームとなっている。
そのため、落下時にも壊れにく強いスマートフォンとなる。
すこし筐体が大きな印象を与えるが、タフネスなスマートフォンとしては薄くてスタイリッシュな堅牢デザインに仕上げたとのことである。
18項目でMIL-STD-810Gに準拠した試験をクリアしており、様々な過酷な環境下でも安心して利用できる。
ハイスペック機能としては、Samsung GALAXY S5と同等のハイスペックであることを強調していた。
CPUは2.5GHzのクアッドコアで、解像度がFHD(1080*1920)の有機ELを搭載する。
リアカメラは約1600万画素で、0.3秒でピントが合う高速オートフォーカスに対応し、HDR機能も備える。
アクティブ機能としては、ハードキーを挙げていた。
ナビゲーションキーに物理的なキーを採用することで、手袋着用時でも操作をしやすくなっている。
アクティブキーも備えており、キーを押すだけで簡単に特定の割り当て済みアプリケーションを起動することが可能である。
アクセサリについては、フリップカバーは公式に提供しない。
なぜなら、既にカバーを付けた状態に等しい状態であるからと説明していた。
以上がSamsung GALAXY S5 Activeについて。
Samsung Gear Sは腕時計型のウェアラブルデバイスで、俗にスマートウォッチと呼ばれている。
OSにはTizenを採用している。
単独で通信が可能であることが大きな特徴である。
NTT docomoとKDDIが取り扱うが、NTT docomo版のみSIMカードの挿入が可能である。
SIMカードのサイズはNano SIM (4FF)サイズを採用している。
単独で通信が可能であるため、短い時間の外出などスマートフォンを持たなくても着信や通知を受けられる。
GPSも搭載しているためナビゲーションにも対応する。
また、自由な文字入力に対応していることも特徴である。
これまでは定型文かS Voiceの音声入力のみだったが、ディスプレイの大型化によってソフトウェアキーボードに対応して自由に入力できる。
ディスプレイは曲面有機ELを採用し、ラグジュアリーな時計デザインに仕上げたという。
時計の常時表示も可能となっている。
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ディスプレイは曲面有機ELである。型番はNTT docomo版がSM-R750Dとなっていた。
以上がSamsung Gear Sについて。
メーカーの担当者から直接様々なことを聞ける機会は多くないので、GALAXYアンバサダータッチ&トライイベントは貴重なイベントと感じた。
これからは、今回のイベントに限らずイベントや展示会などに足を運び、感じたことなどを伝えていきたいと思う。
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