中東やアフリカにおける2014年Q2のフィーチャーフォン市場シェアでTECHNOやQMobileがトップ5に入る

中東やアフリカ地域で2014年第2四半期におけるスマートフォン市場シェアおよびフィーチャーフォン市場シェアに関する調査結果が分かった。

調査会社であるIDCの調査結果を引用する形で韓国メディアが伝えている。

スマートフォン市場シェアについては、2013年第2四半期にはSamsung Electronicsが52.8%のシェアを保有していたが、2014年第2四半期には7.9ポイントも落として44.9%としている。

一方で、2013年第2四半期は2.6%であったHuawei Technologies(華為技術)は2014年第2四半期に9.5%までシェアを伸ばして2位とした。

Samsung Electronicsは依然として首位をキープしているものの、Samsung GALAXY S5の売れ行きが伸びなかったことや市場競争が厳しくなったことがSamsung Electronicsのシェア低下に繋がったとされている。

なお、Appleはシェアを7.8%として2位から3位に順位を落としており、旧NokiaのMicrosoft Mobileはシェアを7.2%から6.6%に落としている。

フィーチャーフォン市場シェアはMicrosoft Mobileが35%で首位となった。

2位はアフリカを中心にTECNO Mobileのブランドを展開する中国のTRANSSION HOLDINGS (深圳傳音控股)で11.5%、3位はSamsung Electronicsで10.7%となり、4位はアフリカや中東を中心に展開するQMobileで7.3%としている。

アフリカを中心に低価格なフィーチャーフォンを展開するTRANSSION HOLDINGSやQMobileがトップ5の上位にランクインしていることが分かる。

TRANSSION HOLDINGSやQMobileはスマートフォンも投入しており、今後はスマートフォンの普及が進むと思われるアフリカ地域でスマートフォン市場シェアを伸ばしてくることに期待したい。

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