台湾のNCCが2.6GHz帯の周波数オークションで新たな制限を導入へ
- 2015年01月01日
- 海外携帯電話
台湾の国家通訊伝播委員会(NCC)はLTE用の2.6GHz帯の周波数オークションで新たな制限を導入することが分かった。
国家通訊伝播委員会は2015年に2.6GHz帯をFDD-LTE方式およびTD-LTE方式に割り当てる方針を明らかにしている。
この2.6GHz帯の割り当てでは新たな制限が導入される見通しという。
現行のルールでは事業者Aの株式の15%以上を事業者Bが保有する場合、事業者Aと事業者Bは同一と見なされる。
しかし、新たな制限は15%以上のところを引き下げる方針であり、他事業者の株式を保有する事業者にとっては制限が厳格化されることになる。
台湾では統合が決定しているAsia Pacific Telecom(亞太電信)とAmbit Microsystems(國碁電子)、Asia Pacific Telecomとの戦略的提携が決定しているTaiwan Mobile(台湾大哥大)の動きから、公平性を保つためにルールを変更するものとなる。
なお、台湾ではAsia Pacific TelecomとTaiwan Mobileの戦略的提携の内容で一部の事業者が反発する意見も発出しており、国家通訊伝播委員会が調査することも分かっている。
スポンサーリンク
コメントを残す
コメントを投稿するにはログインしてください。