3CC CA対応のSamsung GALAXY Note 4 S-LTEが発売されるも供給量の問題で取り扱う店舗は少ない状態に
- 2015年01月26日
- Android関連
韓国のSamsung Electronicsはスマートフォン「Samsung GALAXY Note 4 S-LTE (SM-N916S/SM-N916K)」を韓国の移動体通信事業者であるSK TelecomとKTを通じて販売を開始した。
Samsung GALAXY Note 4 S-LTEは3帯域を束ねたキャリアアグリゲーション(3CC CA)に対応した世界初の商用スマートフォンである。
ところが、韓国メディアによると供給量が少ないために、現時点で取り扱っている店舗は非常に少ないという。
ソウルなどの主要なエリアの携帯電話販売店でSamsung GALAXY Note 4 S-LTEを購入しようとすると、“いつ入荷するか分からないが来週なら入荷するはず”や“電話番号を教えてくれれば入荷次第連絡する”のように現時点では入荷していない店舗が多かったとのことである。
Samsung Electronicsは検品に時間を要するため供給に遅れが生じていることを認めているが、移動体通信事業者とは発売日について協議したことがなく、移動体通信事業者同士で世界初を争う中で突然発売するなど混乱が生じていると指摘している。
SK Telecomは先行して100人限定でSamsung GALAXY Note 4 S-LTEを販売し、3CC CAの世界初の商用化を謳った。
ところが、一般ユーザが自由に買いたくても買えないとし、KTとLG U+が世界初の商用化を謳う広告の禁止を求め、ソウル中央地方裁判所はKTとLG U+の主張を全面的に認めてSK Telecomに対して世界初の商用化を謳う広告の禁止を命じた。
現在は供給量が少ないために、一般ユーザが買いたくても買えない状況が続いている。
これでは当初のSK Telecomと同じで、商用化と呼ぶにふさわしくないと皮肉を込めた意見も出ている。
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