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日本における2014年のスマートフォン出荷台数は前年比で減少、OS別ではiOSがトップに



MM総研は日本における2014年の携帯電話出荷台数に関する調査結果を明らかにした。

2014年は携帯電話の総出荷台数は3,828万台となり、前年比2.5%の減少となっている。

総出荷台数のうちスマートフォンの出荷台数は2,770万台としており、前年比5.3%の減少となった。

一方でフィーチャーフォンの出荷台数は1,058万台で、前年比5.7%の増加傾向を見せている。

スマートフォンの年間出荷台数が100万台を超える規模に成長した2008年以降では、初めてフィーチャーフォンの出荷台数が前年を上回ることになった。

メーカー別ではAppleが1位で出荷台数は1,648万台となり、前年比29.3%の増加としている。

総出荷台数に占めるシェアは43.1%で前年比10.6ポイント増加、スマートフォンの出荷台数シェアでは59.5%で前年比15.9%増加となる。

OS別のシェアではAppleのiOSが首位で59.5%、GoogleのAndroidが2位で40.3%としており、iOSがAndroidを抜いてトップとなり、Androidはシェアを減らしたことになる。

2014年はNTT docomo、KDDI、SoftBankの主要な移動体通信事業者3社が年間を通してiPhoneを発売した初めての年であり、Apple製のスマートフォンの出荷台数が増加した要因の一つと見られる。

携帯電話の契約者数については2014年12月末の時点で1億2,511万件に達し、スマートフォンの契約数は6,544万件で全体の52.3%、フィーチャーフォンの契約数は5,967万件で全体の47.7万件となっている。

MM総研

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